駒込のロースターカフェ roastery百塔珈琲の公式サイトです。

[100gでの販売]コスタリカ Santa Teresa レオンコルテスLa Hondura エチオピア品種 中浅煎り

1,800円(内税)

  • 豆か粉か
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個(100g)
注意)こちらの商品は100g単位の販売になります。

生豆限定23kgのみの入荷です。
近年注目されている新進のマイクロミル「サンタテレサ」から、
レオンコルテス地区のLa Hondura農地の特殊なエチオピア品種のロットが入荷です。

柑橘や赤いベリー系の風味、りんごなど複雑なニュアンスをみせる果実的な風味、マロンやブラウンシュガーのような甘さ、濃縮感のある舌触りが特徴的です。温度変化にともない味わいは多様に変化します。
*中浅煎りと中煎りで交互にご紹介致します。

*エチオピア品種とは
遺伝的多様性保全のためエチオピアやイエメンからコスタリカに数度にわたり持ち込まれた品種群。今回の商品のようにゲイシャに近い風味を持つこともあり、近年注目されている。

【提供情報】
クロップ:15-16
入港:2016年8月
輸送:リーファーコンテナ
精製:機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
品種:エチオピア※
※#2のエチオピアはゲイシャのようなフレーバーを呈する。

<生産者情報>

マイクロミル:サンタテレサ Micro Beneficio Santa Teresa
農地:ラ・オンデューラ Finca La Hondura
所有:ロヘル・ウマーニャ
所在:サン・ホセ州レオンコルテス市サンパブロ SanPablo de LeonCortes
※Provinceを州、Cantoneを市としている
標高:1,800-1,900m
規模:1ha
栽培品種:エチオピア※

※エチオピア品種
1960年代にCatieに持ち込まれた品種群で581ラインが3回に渡って持ち込まれた。目的は遺伝的多様性保全のため
・1968年FAO(国連食糧農業機関)の使節団がエチオピアから
・1678年ORSTOM(仏国海外領土科学技術局)がエチオピアから
・1989年IPGRI(国際植物遺伝研究所)がイエメンから
オンデューラ農地にはロヘルの前の所有者でロヘルの友人でもあるマルコス・マッタ氏が10年以上前に植えた。マルコス氏は非常にコーヒーが好きでカトゥーラ、カトゥアイより品質の良いコーヒーを栽培したいと思いCatieから取り寄せて植えたとのこと。残念ながらどのラインを取り寄せたのか現時点では不明だが調査を依頼している。

収穫:手収穫
精製:
・ミルの標高が2,150mと高い
・ペニャゴス社ECOLINE800からADVANCELINE(もう少し処理能力の高い機械)に買い替え。
1.フローター除去
2.縦型パルパーにて果肉除去
3.クリバにて果肉除去できなかったものなどを選別
4.ミューシレージ除去
乾燥:パティオで1日プレ乾燥、残りはテント内のベッドにて8-10日間天日乾燥。山の頂上付近にミルがあるため風が吹き抜ける環境。ミルの標高が2,150mと高く気温は低いがこの風により乾燥工程が程よく進み天然のスロードライングとなる。グアルディオラの導入も検討したが、ロヘルは天日を好むため乾燥場の増設を行っている。15-16ではパティオを増設した。今後はベッドも増設していく。

ドライミル:
1. 脱穀 2.粗選別 3.スクリーン選別 4.比重選別 5.電子選別 6.手選別
※ドライミルもしっかりしているがそもそもの原料が非常にきれいなことが最終商品の精度に最も寄与している。


<ロヘルとサンタテレサマイクロミルについて>
ロヘルのコーヒー生産とのかかわりは13歳の時(1976年)、父がSanPabloに所有していた牧草地にコーヒーを植えたことに始まる。当時はその手伝いをし、18歳の時には父からそのコーヒー農地を受け継いだ。その農地は現在も所有しコーヒー生産を続けている。
ロヘルは24歳の時、コーヒー農地を拡大したいと考え、その資金を作るためにアメリカに渡った。当時はドルの価値がより高く、2年半レストランでウェイターとして働くことで土地購入の資金をためることができた。帰国後は1990-1995年にかけて少しずつ土地を買い足していき、コーヒーの生産量も徐々に増えていった。当時はコーヒー相場も良く、農地を拡大し生産量を増やすことで収入が増え、さらに農地を買い足すということが可能な時代だった。
その後2000年のコーヒー危機に直面し、コスタリカも例外なく甚大な影響を被った。ロヘルも大打撃を受けたもののなんとか乗り越え生産を続けていた。しかしながら、経営は停滞し行き詰まりつつあった。そんな中、2010年頃にマイクロミルを設立し成功を収めている生産者の噂を聞き、自分もそこに参入しようと決意した。
2010年にサンタテレサのカトゥアイが植えられている部分を購入(元々一族所有の土地で親戚が相続していた)。さらに2012年にその上部の牧草地を購入し、2014年そこにミルを設立した。設立年はまだ設備が完全に整っていなかったものの少量精製。記念すべきロヘルが自分の手で初めて精製まで行ったコーヒーが生産された(14-15クロップ)。
さらに翌年には14-15の商品販売で売れた資金を投資して処理量の大きい機械に買い替えを行っている。乾燥設備の充実も進めており、品質・量ともにこれから成長していくであろう生産者。風貌はワイルドだが正確はシャイでコーヒー生産には真面目に取り組んでいるロヘル。息子も本格的に生産に関わるようになり、そういった観点でも将来性が期待できる生産者。